子供からお年寄りまで幅広い年齢層が、島で総合診療を受けられるようにと充実した設備と優しい心配りで対応。
江田島市の地域活性を願い、支援や活動をしている江田島市の様々な会社・事業所を紹介するページです。
「どこのホテルのテラス?」
と思うくらい素敵な景色の広がる立地に、2017年3月、大柿町柿浦から能美町中町に移転開院した『島の病院おおたに』。
今回、ビーチの側に建つその立派な建物を訪問させていただきました。
この病院のコンセプトは「“病院らしくない病院”をつくること。」
1Fの外来の待合室は、瀬戸内海の島や海をイメージしてデザインされたそうです。穏やかな海(待合室)に島(椅子)がゆったり配置されていて、たしかに瀬戸内海の雰囲気です。
また、待合室の中にはCafeも設けてあり、従来の病院とはまるで異なる雰囲気。まさしくリゾート感覚です。
大柿町で約70年の歴史をもつ“おおたに”。大柿町民の私には、能美町への移転で距離的には遠くなりましたが、明るい雰囲気の病院になって、むしろ身近になった印象です。
なかなか病院に行きたがらない人たちも、この雰囲気なら行くのでは?!と期待できます。
入院患者さんと看護師さんが長瀬海岸を歩くのを時に見かけます。患者さんの気持ちよさそうな笑顔を見ると、ビーチのすぐ側という抜群の環境ならではだなあと思います。
しかし、環境もさることながら建物内の各施設にはさらに驚きです。
どの病棟も個室になっており、さらに、屋上にはリハビリ用の歩行施設や農園まで整備されています。
患者さんが気持ちよく過ごせるようにという様々な配慮が各所に見受けられます。
さらに、 CTやMRI、マンモグラフィーなどの様々な医療機器が導入されており、医療設備も充実しています。
今までは、検査というと呉や広島まで行かなければいけなかったのですが、島で対応してもらえるようになったので私たち住民にとっては大助かりです。 また、先進医療である『和温療法』を広島県で最初に導入するなど、島のなかはもちろん、島の外からの受診も期待されます。
美しい自然に包まれた素敵なリゾートでの検診、治療、療養。この環境が、一番の薬になりそうです。
病院が苦手な私ですが、調子が悪いと「おおたににお茶でもしに行こうか」という気軽な気分で診察や検査を受けるようになるかもです(笑)。
特に高齢化の進む“しま”。
院長の掲げる『プチ総合病院化計画』に今後も期待しています。
GO江田島委員会
(取材日:2017年6月)
事業内容:医療機関
住所:〒737-2301 広島県江田島市能美町中町4711
電話:0823-45-0303
FAX:0823-45-0310
HP:http://otani.or.jp/
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